みずほ銀行は2018年4月、スーパーのレジや介護施設などで現金を引き出せるサービスを始める。
キャッシュカードに付く「Jデビット」機能を使い、個人が店などで受け取ったお金は、後日個人の口座から引き落とす。一方、個人が引き出した金額を事業者の口座に振り込むことで、みずほ銀行は事業者から手数料を取るといった仕組みだ。
引き出しに対応する店舗や事業者は、クレジットカードの暗証番号を入力する機械をそろえる必要があるため、みずほ銀行は加盟店の拡大を急いでいる。
銀行側のコスト削減や電子決済の普及などに伴いATMは減る傾向にある。新サービスの補完で、買い物客や高齢者の利便性を高めるのみならず、過疎地や災害時にも有効とみられる。
(平成29年8月12日 日本経済新聞より抜粋)
ATMが消える!
そんな世の中が来るかもしれません。
コンビニには必ずありますが、私は使ったことがありません。
手数料がかかるし、そもそも急な出費などほとんどない。あったとしても、クレジットカードで対応できますから。
電子マネーやクレジットカードによって、現金での取引がどんどん少なくなっていくでしょう。
銀行としても、設置や維持費に高額な費用を使うよりも、レジでお金が引き出せたら安く済みますから、この流れはどんどん加速すると思います。
スーパーや介護施設で現金の引き出しができると、高齢者にはとても便利です。
まとまった現金を施設の部屋に置いておかなくても済みますから。
このサービスを利用するには、みずほ銀行で口座を持っていることが前提ですから、銀行は高齢者の新規口座開設の営業をしたいのでしょうね。
(米田貴虎)