コロナ禍は故人との別れも変えようとしている。
公益社(大阪市)が導入したオンライン葬儀は、スマートフォンなどで葬儀の様子を撮影して「Zoom」などのWEB会議システムで生中継する。カメラを故人に近づけ、遠方の親族が画面上からお別れの言葉を伝えることもできる。
ユニクエスト(大阪市)が開設した香典サイトは、遺族から関係者に訃報を知らせるメールに記載されたURLにリンクし、任意の金額をクレジットカードで決済でき、お悔やみのメッセージを送る機能も付けた。
同社が全国の葬儀社を対象に4月に実施した調査で53%の事業者が「(通夜や告別式なしで火葬する)直葬を選ぶ人が増えた」と回答している。
これまでも葬儀の小規模化は進んでいたが、最近は輪をかけて参列者が減っているようだ。(令和2年6月27日 日本経済新聞より抜粋)
なんでもかんでも「オンライン」!
リアルでのコミュニケーションが、しばらく取れない期間が続きそうです。
冠婚葬祭が、すべてオンラインで実施される世の中になりました。
これは、コロナの時期が過ぎても定着しそうな予感がします。
結婚式もお葬式も、必要最低限の身内だけが参加して、あとはオンラインで参加してお布施や祝儀は「投げ銭」で。そのうち「アバターが参加」ってことになるかもしれませんね。
ますます家族の在り方が変化しそうです。
私はそういった家族の儀式は大切にしたいほうですので、理解したくはありませんが、そんな私の想いは関係なく時流は「なんでもかんでもオンライン」になりそうです。
オンライン配信の技術を身につけないと、時代に置いて行かれますね。
(米田貴虎)