亡き父親の財産調査のために、役所の資産税課で「名寄帳」を取り寄せてみると、かなり前に亡くなったご先祖名義の田畑が出てきた・・・といったケースが少なくありません。
地番がわかるので公図上の位置はすぐに調べられますが、古い公図の場合、地図との照合が取りにくいため、その田畑が実際どこにあるのかを特定するのが難しいです。
そこで便利なのが、全国農業会議所が農地台帳の一部を公開している「eMAFF農地ナビ」(https://map.maff.go.jp/)というサイトです。
地図あるいは地番から、農地の場所を絞り込むことができて、農地情報(所在地、地目、面積、賃借権等の種類、農振法・都市計画法等の区域区分等など)について、誰でも無料で閲覧することができます。衛星写真上で場所を特定することができるので、周辺の状況も一目瞭然です。
「相続する田畑がどこにあるのか分からない」という方は、ぜひこのサイトをご利用ください。