新型コロナウイルスの急拡大で帰省の自粛が求められる中「墓参り代行」をふるさと納税の返礼品に加える自治体が増えている。
「墓参り代行」をふるさと納税の返礼品とする自治体は、全市区町村の約2割となる357(7月15日時点)。約3割増えており、長引くコロナ禍で需要を見越し、導入が広がったとみられる。
「墓参り代行」は帰省が難しい親族などに代わり、行政から委託された民間業者などが墓を清掃したり、花を供えたりするサービス。清掃後に墓を撮影し依頼者に郵送する取り組みもある。
埼玉県久喜市では1万1000円の寄付で1回清掃を頼める。
京都府亀岡市は5万円の寄付で草抜きや墓石の掃除のほか、ビデオ会議システムで墓地を中継し、遠隔地からオンラインで依頼人が墓参りできるサービスを提供する。(令和3年8月16日 日本経済新聞より抜粋)
お墓参り。今年は皆様行かれましたか?
お盆に、家族全員で日帰りで行こうと試みたのですが、大雨のせいで高速道路が通行止めに・・・
昨年は私だけで行ったのですが、子どもたちは今年も行けませんでした。
全員が受験生ということもあり、一番ご利益がある先祖のお墓参りをと考えたのですが、なかなか実現しません。
再び緊急事態宣言が出る方向で、県は動いているようですので、さらに県境を越えての移動が難しくなりそうです。
そんな中、お墓掃除の代行を、ふるさと納税でできるという市区町村が増えています。昨年一時期話題になったのですが、需要が多かったのか今年はさらに多くの自治体で導入されているようです。
お墓参りも、新しい生活様式としてオンラインや代行が定着しそうです。
でも、やはり現地で手を合わせるのが、一番心が落ち着きますね。
(米田貴虎)