墓の使用期限、設けては

引き継ぐ人がおらず、長い間放置される「無縁墓」が増えている。少子化や過疎で墓守が絶え、荒れ果てた墓や不法投棄された墓石を各地で見かける。

年間130万人以上が亡くなる社会で、深刻さを増す無縁墓の問題とどう向き合えばよいのか。

第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部の小谷みどり主席研究員は、「まず、墓を無縁化させない仕組みをつくる必要がある。具体的には、子孫が継ぐことを前提とした永代使用ではなく、継ぐ人の有無にかかわらず、どんな人も平等に30年、50年といった使用期間を定める方法がある」とのこと。

(2016年4月11日 日経新聞より)

無縁墓石を取り扱う業者の現状を伝えるニュースを以前見たことがあり、その数の多さにびっくりしたのと同時に、ご先祖様は一体どんな気持ちなのだろうかと悲しい気持ちになったことを今でも覚えております。

きちんとお墓の将来を見据えた上で、供養の在り方を考えることが大事だと思います。

(作成者 山口)