認知症の高齢者の増加が続くなか、認知症で脳機能が低下することによる自動車運転中の事故の防止が課題となっている。本人は自覚を持ちにくい場合もあり、警視庁は記憶力や判断力を調べる機会を増やしていく考えだ。
警視庁によると、14年には全国で356人が、免許更新時の認知機能検査を経て認知症と診断され、免許取り消し・停止となった。
(2015年6月8日 日経新聞より)
高速道路の入り口を間違えそのまま逆走し続けた結果、自損事故では済まず、周りを巻き込む重大な事故を引き起こしたニュースを見たことがあるが、事が起こってからでは遅い。
免許更新時に検査をし、場合によっては免許の自主返納をすることもドライバーズマナーの一つではなかろうか。また、事故防止という意味においては、周りの家族の方がこの問題への理解をもっと深めていく必要があると思う。