「埋蔵金」あなたも持ってる? – 確認しよう!年1200億円発生の休眠預金

10年以上利用がない口座の預金などは「休眠預金」と呼ばれ、金融庁によると、年間1200億円ほど発生し、700億円近くが払い戻されずに残る。

従来は金融機関の収入になっていたが、18年1月に休眠預金活用法が施行され、2009年1月1日から10年以上入出金などがない口座のお金は「指定活用団体」がまとめて「資金分配団体」に配り、公益活動を手がけるNPO法人等の助成に充てられる。

1万円以上の場合は郵送や電子メールで通知が届くが、1万円以下や引っ越している場合などは受け取れない。

休眠期間中も元の預貯金契約通りの利子がつくし、使われた後も取り戻すことができるが、利用を再開するためには、本人の確認書類の用意など手間がかかる。

(平成30年2月19日 日本経済新聞より抜粋)

毎年700億円増える埋蔵金!

実に、もったいないことです。

いったい幾らの金額になっていることでしょうか。

「昔の職場やバイト先で、給与振込みのために作った通帳など、1万円以下の預金は、生前に引き出すか、解約をしておきましょう!」と、セミナーなどではいつもお伝えしているのですが、全国で積もり積もればこんな大金になるのですね。

銀行収入ではなくて、公益活動に使われることになったのは、とてもいいことだと思います。お金が回って、地域が活性化していくことは、国のためにもなると思います。

(米田貴虎)